2012年7月19日木曜日

沖縄 日本渡航証明書


これも、実家の写真・書類整理中に出て来たもの。単に本土(米国統治下当時は、今の沖縄県以外の日本国内のことをこう呼んでいました)へ行くには、先日書いた『旅券代わりの身分証明書』ではなくても、この日本渡航証明書があれば行けた訳です。おそらく、こちらの方が手続きや発行条件が簡素であったのではないかと想像されます。



琉球列島米国民政府 高等弁務官発行とされています。


本土での入国審査スタンプには、『日本国への帰国を証する。』と記されています。 
『入国』ではなく『帰国』であるのは、沖縄は日本だということのせめてものアピールだったのでしょうか。 


当時の『航空時刻表』。本土行きの便はすべて国際線とされています。


(上の写真はすべてクリックすると拡大します。)






0 件のコメント:

コメントを投稿